昔菜月ちゃんに由羽さんの綺麗なポストカードをもらった事があるのね。
それがすっごく綺麗でベッドの上に欠けてあるコルクボードの上に飾ってたの。
綺麗な青がどこまでも突き進んでいくようなそんな海と空のコントラスト。
ずっとずっとコルクボードに飾ってたらこの1年で少し色あせちゃった。
そんな今日ね、由羽さんがSEIさんとともに検診に来たのー。
そしたら数回しか会ってない私のこと覚えてくれてたみたいで、最近発行した写真集くれた!!!
「わーいわーい!」って喜んでたら由羽さんが「菜月ちゃんにいつも聞いてたんだよね面白い子がいるって」って話し始めて・・・・・。
菜月ちゃーーーーーーーん?!
どゆことじゃーーーーー!!
しかもおもしろおかしくかいざんすなー!!!!
と思いつつも笑顔で開き直ってみたv
写真って不思議だよね、日光に当てられればそのものの色は色あせていくのに記憶は鮮明なの。
その時に誰かがその光景を見た記憶は写真以上に色鮮やか。
笑ってた顔だって色鮮やか。
鈴の鳴るような声も色鮮やか。
あの誰も彼もが振り返るようなかわいさも色鮮やか。
由羽さんの写真集にもたくさんの色鮮やか。
被写体としてではなく、きっといろんな思いがその人に向かって詰まってるんだろうなって。
ちょっといろいろ思い出して涙が出そうになったりして。
由羽さんとSEIさんになぐさめられちゃった。えへへ。
菜月看護士ー、私明日の検診も頑張るよ。
小さな小さな置手紙に気づいてくれて有難う。
誰かがいってた
残すための笑顔じゃなくて自然な笑顔を残したいって
風景は笑みを浮かべれば微笑み返してくれるから付き合いやすいってさ
ああ、そっかって思ったんだ
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